2023年12月26日火曜日

March 2024 3 days ogikubo club DOCTOR

 





March 2024 3 days ogikubo club DOCTOR 
6bodies60minutes6months vol.13
club Doctor Purifiva Pataphysique Records eyeliner Presents
各日開場19:00 開演19:30 
料金¥2000+D 3日間通し券¥3000
2023年3月12日(火)Europe 2023 Again… 
青木智幸, 川口雅巳
2023年3月13日(水)最暗黒の日… 
TACO(山崎春美、森田潤), 魔術の庭(福岡林嗣、ルイス稲毛、モロハシシゲキ)
2023年3月14日(木)妖艶な共演… 
Sister Paul(Susumu 、MACKii),  バラナンブ(藤井政英、山崎怠雅、南部輝久)

青木智幸
1967年生まれ。サイケデリックバンドUP-TIGHTのVocal&Guitarとして30年に渡り国内外で活動を続ける。また、この10年はSax即興奏者である望月治孝とのデュオでの活動も盛んで2枚のアルバムをリリース。23年にはMike Vest(Ba) &Dave Sneddon(Dr)とのトリオでTomoyuki Bandとしてアルバムを発表。2024年中にセカンドも発売予定。ソロでもUP-TIGHT同様、時に繊細、時に暴力的な唄とギターで独自の空間を生み出す。
川口雅巳
1970年生まれ。90年代より東京アンダーグラウンドシーンで活動。現在は自身のバンドNew Rock Syndicateを中心に、ギタリストとして灰野敬二&The Hardy Rocks、ベーシストとしてうすらび、Los Doroncosでも活動中。またガレージロックから即興演奏まで幅広いミュージシャンとセッションも行っている。ソロでは海外ツアーも頻繁に行っており、2018年ロンドンでのライブはCafe OTOよりデジタルリリースされている。

TACO(山崎春美、森田潤)
じゅうたん、と仮名ルビまで打ってみたところで爆撃可能なそらなんかみつからないし、みつかりっこないのであればうわのそらでいるよりほかない。なにもかもが素敵だった。この庭はぼくらのじゃない。くらやみのたんとあるたくらみなんかいざとなれば破綻しちまうんだ。そもそも狙わなければ追い詰められない。デルモア・シュォーツは夢のなかで責任がはじまると叫んで、近隣に咲き乱れる花々がTACOとなっては失明する。断絶してさらに破綻する。ガシャン!そしてヨーロッパの息子たちは、ふたたび殺戮を繰り返し、血塗られた成熟が静寂となってよみがえる。もしかしたら見捨てられた庭なのだろう。人影はまったくなかった。飛び込もう。みえるのは碧い水ばかり、両手がピンクの魚みたいだ。海水だとゆらゆら黒ずんだ緑色の影になるのに。すくなからず不安なのだ。いや、だれも見張ってなんかいやしない。おもったほど愉しくもなかった。みんな他人のものなのだから。いつなんどきでてけといわれ追いはらわれたってしかた
がないのだし。うつくしいのに味わうことができない。これは運命のいたずらにすぎないのではないか。すぐにも釈明をもとめられたりしたら、じょうずに逃げきれるのか。足音を忍ばせて近づいて、やがて肉厚の毒針が放射状にくっついた灰色に肥大した竜舌蘭がみつかった。Il giardino incantato 1948年。「あそこ」だ。ちぇっ、見逃しちゃった!
魔術の庭(福岡林嗣、ルイス稲毛、モロハシシゲキ)
"Rockの最後衛にして保守反動。今時全く流行らない大型アンプを積み上げ、戦艦大和もかくやと21世紀に逆行し続ける東京ゼロファイター達は、約30年前のOverhang Party時代からなにも変わっていない「進歩の敵」である。「ただ馬鹿デカい音で延々と同じことを繰り返しているだけのようだが、そこに僕は悪魔の旋律を聴いている気がする。音楽を理解するためにはそれぞれの持っている耳の歴史が重要なのだ」とは1995年、当時の朝日新聞記者近藤康太郎氏によるAERA誌にての評。”

Sister Paul(Susumu 、MACKii)
1992年結成の男女混成コーラスグループ🐱  荻窪へ行くにはいつも歩き🐼 今年からリーバイスジーンズの蒐集を始めるも、まだ3本しか集まっていない🌵
バラナンブ(藤井政英、山崎怠雅、南部輝久)
2017年、結成。ヘヴィなトリオロックサウンドとサイケデリックカルチャーやグラムロック的な風貌の三人のキャラクターでライブ活動が評判を呼び、2019年、4曲入りミニアルバム『ファズ、光線、花』を発売。日本語歌詞と共に奏でられるハードロック、グラムロック、ニューロック、60年代から連綿と続く「日本のロック」を正統に継承したサウンドが好評を博しディスクユニオンでは日本のロック週間チャートで2位を獲得。メンバーはYBO2からキャリアを開始し数々のバンドを渡り歩いた藤井政英(Vo,G)、主にAural fitで活動し、水晶の舟など東京アンダーグラウンドでの活動を続ける南部輝久(Dr)、ex 魔術の庭、The Silenceや自身のソロでも活動する山崎怠雅(B,Cho)。メンバーの出自である日本アンダーグラウンドの枠をはみ出した大音量ながらもキャッチーなサウンドで東京都内を中心に精力的にライヴ活動を展開。

2023年10月18日水曜日

肉弾666勇士!今晩の出演者、川島誠と浦邊雅祥について

 






































現象告発2023 

肉弾666勇士!今晩の出演者、川島誠と浦邊雅祥について

本日のソロサックス奏者二人のうち最初の出演者、川島誠はイタリアの哲学者ジョルジョ・アガンベンの書物に由来する“ホモ・サケル”(「剥き出しの生」の意)というレーベルを運営している。その川島が大ファンを公言し、共演を求めてやまなかったのが、リアルな「剥き出しの生」そのものの男、浦邊雅祥に他ならない。

では、ホモ・サケル、剥き出しの生ってなに?よーく見てみな、そこら中に転がっているじゃないか?「殺害が処罰されなく犠牲が禁止されている」人間の法からも神の法からも外に置かれている者…もともと例外状態を維持しようとする権力の下いたるところに姿を表すようになり排除される聖なる者…つまりは搾取され続ける者ということだよ。

あれれ「例外状態」ってよく聞いたな、ついこの前(まだ進行中か)のウイルス騒ぎの時にも…排除しても排除しても増殖して行くって…それってもしかして我々皆すべて、生きている人間すべてということ?人類皆兄弟?

鈍いねー、ようやく気がついたの?何があったかまだまだ鮮烈じゃないの…緊急事態宣言だの、接触禁止アプリだの、強制在宅リモートワークだの…まさに「例外状態」だから…宇宙からトレースされ続けて位置を特定管理されて、何処までもつけ回されて…
あ、ポケモンGoなんかもすぐそこに居るかもよ!緯度、経度、座標の高さなんかもバッチリで!でも、俺が特に嫌いなのは急速に普及したスーパーなんかのセルフレジだね…最も日常的に必需品を購う場、そんなところまで客自身の身体運動そのものを動線として設計し直し「セルフで外部な」労働力として搾取するかって!しかもバッチリ監視カメラ付きで…で、その御大層な「搾取」とやらはまだまだ続いているのかって?はあ?もう一度書くが御本家アガンべンさん本人が言っているよ「権力は例外状態を維持しようとする」って。

そうだ…この冬なんかも凄かったよね、フィリピンはマニラ辺りから特殊詐欺だか連続強盗殺人だか知らんけど、日本のそこら中直接に「お宅の玄関に繋がっています!還付金のためカードを取りに来ました」ってね…で、テレビにネットは騒ぎまくるは、「犯罪人」達はSNSやらに写真上げまくって万札バラバラと「はーい、ブランド品のゴージャスなバックでーす!闇バイトいかがですか?」とかって!確かに下品極まりないことではあるが、こいつは見事に現実社会の鏡像、まるっきりの二重写しじゃないですか?これもまさしく例外状態?で、やっぱり悪いウイルスは増殖するってね…果てまで行ったらイスラム国で首チョンパ?はたまた今時大流行りのウクライナ戦争やジャニーズ騒動?
今にはじまったことじゃないが、この社会や世界、惑星そのものがまるごと収容所じゃないのかい?で、そいつはどんどんどんどん酷くなり続けているんじゃないのかい?
資本の神の楽園だけが大賑わいのうちに…そして誰もがそいつと訣別できぬうちに…

イヤー、もう本当に俺はウンザリしきっているのさ…世界と「多様性」で繋がってますとかってね…皆そのうちゴーグルレスのホログラムなんかで延々と恍惚としているんじゃないの?「差別反対!LGBTQはじめみんな“多様で同じ”人間万歳!」とかって…影では本当は無理を重ねてて、異質なやつのことを、バイキンとか、それこそウイルス扱いしたりもしながらね…けどさ、ウイルスは変異もするんだよ…善も悪も両方、排除されても排除されてもね…
で、ここにこそ2つの「特異性」を持ったウイルスの集合体たる川島誠と浦邊雅祥の身体がようやくお出ましするのさ…
はあ、長かったね、ここまで…

「僕には僕がいる」かつて浦邊雅祥本人はそう言い放ったが、それに加えてアルトサックスも、鉄のグリップも、さらにはそれを握る37兆の細胞分子も彼とともにい続ける。

n (未知数) × n =?…

無限の僕だ!

が、あくまでも「たった一つ」の身体存在としてだ。

晩年の川仁宏曰く「20世紀最高のアルトサックス奏者は浦邊だ!」とのことだが、今や21世紀も23年目だ。当然今世紀もそうなるに決まっているさ!ロマン派真っ盛りの19世紀に生まれてからまだたかだか200年に満たずの金管楽器…今まで誰が、何処で「様式」や「技巧」とやら(つまりはCode、規範)にとらわれず身体を使いサックスを吹いた奴がいる?ブラックやヨーロッパのフリージャズ?ああ、あれ等は「フリー」を僭称したただのジャズだ。阿部薫?ああ彼も申し訳ないが、結局はたかだかのジャズだ…浦邊雅祥は全く違うよ。ましてや「サックス奏者」ですらないよ…
じゃ一体どういった御仁?

さあ、ここで皆さんの大好きな言葉を一つ出してあげるよ!
彼、浦邊雅祥こそ、
無限の僕=「器官なき身体」以外の何者でもない。
そして彼はいつでも「此処、Here」に居続け、生まれ起こり続けるだけさ。光速で振動しながら、とても陽気な光・・・・の輝きを滲み出させながらね。

アントナン・アルトー〜川仁宏〜浦邊雅祥〜そしてそれら先達を憧憬持って追う川島誠…

どうだい?19世紀末1896年から21世紀の今日2023年までのそれぞれ「たった一つ」の特異な身体存在者達と、その生の流れがすっきりと見渡せるじゃないか?
いいかい、もう一度言うが間違わないでくれよ!「多様」じゃないんだよ「特異」なんだよ!ただそこに在るだけであらゆることを産出し続けるそれぞれの特異な「器官なき身体」。それこそが真の剥き出しの生、汚辱に聖別され戦い続ける変異したホモ・サケルそのものなんだよ。

皮膚の下の身体は加熱したひとつの工場である
そして、外で、
病人は輝いて見える。
炸裂した
そのすべての毛穴から
彼は輝き出す。

アントナン・アルトー (宇野邦一訳)

本人達は何もそんなことを考えても感じてもいないかもしれないが、電子と遺伝子に直結した「生政治」生命そのものの搾取と戦うには、そんな身体存立平面を非物質的に変異変形させ続ける細胞分子の流れとやり方もある。
いや、もうこんなにも窒息したウルトラ管理監視社会に抗うにはこの「ただ此処に居て、生まれ起こり続ける」でいながらも高速な細胞分子の奔流を放ち続ける行為、この浦邊雅祥のやり方しかないとまで私は真剣に考えている。そしてその「器官なき身体」はまるで動いていないかのように見えながらも激しく振動している身体存立平面そのもの、そこからこそ「聖なる子供」トム・ソーヤーやハックルベリー・フィンが見たような新たな地平を次々と獲得して行く。ある哲学者にならってモナド的と言っても良いけどね…SNSやリモートやらセンサーやらで人工衛星に直結し、常に監視され多様に繋がっている場合じゃなくね…
Oh!浦邊の大好きなLou Reed “Satellite Of Love”とは全く話が違うけどね…

望むべきはそれぞれが一つ一つの特異点の集合たる「到来する民衆」(アガンベン、これこそモナド)そのものだ。
そして、その集う様、その来るべき民の前に存在する2つの肉弾、川島誠と浦邊雅祥を新たに繋げ、彼ら各々の身体行為を今こそ確認したく、私はこのライヴ(生)を主宰した。

だから、
肉弾666勇士
こいつは不吉だよ…6 6 6…なんせ「悪魔の数字」または「獣の数字」だからな…
(あ、浦邊雅祥のアルバムにも「獣」ってのがあります)

さあさカーニヴァルが始まるぜ。陽気なカーニヴァルをおっ始めるぜ。ちょっとは愛嬌をふりまいてもやるさ。でもまちがっちゃいけない。ここは地獄なんだ。地獄のかまどを開くにゃにぎやかさと笑いというものが必要なのさ。さあ、どんどん入ってくれ地獄というのは相手を選ばないのが上品なエチケットなんだ。

間章 べガーズバンケット(貧者の宴)ライナーノーツより

この駄文をここまで読んでくださったご来場の方々、どうもありがとうございます。
どうぞ川島誠と浦邊雅祥二人の在り方そのものにお立ち合いください。

そして、最後にですが、会場内での録音、写真、動画の撮影、並びにSNSへの投稿等々はご遠慮下さい。スマホはおしまいいただけましたら幸いです。
よろしくお願い申し上げます。

2023年10月18日 Pataphysique Records 福岡林嗣

Doctor, Purifiva, Pataphysique Records, eyeliner Presents 6bodies60minutes6months vol.12
2023.10.17(TUE)18(WED)19(THU)
各日開場19:00 / 開演19:30
料金¥2000+drink 3日間通し券¥3000

10月17日(火)
Bottom of Underground Rock!
出演
川口雅巳+Akira+ヴァロン
1980の皇帝ペンギンパラダイス
10月18日(水)
n x n = ?… 肉弾666勇士!
出演
浦邊雅祥 (alto sax, etc)ソロ
川島誠 (alto sax, etc)ソロ
10月19日(木)
Collapsing Space Rock!
バラナンブ
Galaxy Express 666(junne、Rohco、Risa)
各日開場19:00 / 開演19:30
料金¥2000+drink 3日間通し券¥3000
club Doctor
〒167-0043 東京都杉並区上荻1-16-10ローレルビルB-1
Phone 03-3392-1877

2022年9月30日金曜日

NEW RELEASE: 6 bodies 60 minutes 6 months 2017~2020


 

The compilation album released to commemorate the 10th "6 bodies 60 minutes 6 months" event held regularly at  "club Doctor" in Ogikubo. The album features a total of 12 groups, including the great Kan Mikami and The Hundred Devils, authentic rock, psychedelic, noise, free music. Over 78 minutes. The event is the 3-days event held every 6 months with 6 groups, each 60 minutes long, led by Rinji Fukuoka (Pataphysique Records), Masami Kawaguchi (Purifiva), and Lazy Masa Yamazaki (eyeeliner).

お上品なクラシックの街と呼ばれる荻窪にあるライブハウス「OGIKUBO club Doctor」にて、定期的に開催されているイベント「6 bodies 60 minutes 6 months」開催10回を記念して発表されたコンピレーション・アルバム。大御所の三上寛、The Hundred Devilsをはじめ、オーセンティックなロックにサイケデリック、そしてノイズにフリーミュージック、はたまたたった一人での弾き語りまで、全12組収録、78分超え!

同イベントは、福岡林嗣(Pataphysique Records)、川口雅巳(Purifiva)、山崎怠雅(eyeliner)を中心に、6組、各60分、6カ月ごとに3daysイベントとして開催。


こんな素敵な音楽達を「裏取引」しませんか? 膨大な熱量をまとめ上げた魔術は、福岡林嗣が担当。

9.14.2022 ON SALE

artist: V.A.
title: 6 bodies 60 minutes 6 months 2017~2020
format: CD
label: BeeRoseCrossRECORDS
number: 3BR-112
price: 2200yen


1. 魔術の庭 / Guignol’s Band
2. バラナンブ / 五月の差異
3. 川口雅巳ニューロックシンジケイト / Magical Girl
4. チンポコズ / Diamond Rock’n’ Roller
5. Albedo Gravitas / Untitled 19
6. 鳥を見た / God Bless You
7. ナスカ・カー / やめちまえ77(No!No!No!No!No!!!)~NOTV(Is The World a Slave of
Television?)
8. ASTRO / Summertime 666 - 20180815
9. The Dead Pan Speakers / Fill Me Up
10. 疎水響 / 眷士天幤
11. The Hundred Devils / 銀の鳩
12. 三上寛 / 甘丹香草



●MITSURU TABATA and RINJI FUKUOKA 10.9.SUN.2022 Live at Rock Cafe Stories

 







































●MITSURU TABATA and RINJI FUKUOKA
10.9.SUN.2022 Live at Rock Cafe Stories
OPEN 18:00 START 19:00
CHARGE 300yen+drink
2-9-3 Kitazawa Setagaya-ku Tokyo
03-3465-6843

2022年6月14日火曜日

MICKEY GUITAR BAND 7.1.FRI.2022 @HIGASHIKOENJI UFO CLUB

 







































●FAR OUT PROJECT
7.1.FRI.2022 @HIGASHIKOENJI UFO CLUB
open 18:00 start 18:30 adv 2500 door 3000 +drink
MICKEY GUITAR BAND, LOI, 犬風, 墓場戯太郎オーケストラ, Thee BlackDoor Blues
※前売りチケットは各バンド or ufoclub(03-5306-0240)にて予約受付中!!!
UFO CLUB 1-11-6 B1 Koenji Minami Suginami-ku Tokyo, JAPAN 03-5306-0240 https://ufoclub.jp/

2022年4月2日土曜日

May 27, 2022@Higashi Koenji U.F.O Club







































●PATAPHYSIQUE RECORDS PRESENTS
527 1894 to 2022 128th time anniversary of Louis Ferdinand Céline  “Voyage au bout de la nuit pandémique” 
ルイ・フェルディナン・セリーヌ生誕128周年記念
“夜の果てへの差別(ケジメ)の旅”
3組6人の音楽家と狂演する鈴木創士キーボード弾きまくりDay!

2022年5月27日(金)@東高円寺UFO CLUB
開場19:00 / 開演19:30 前売 ¥3000 / 当日 ¥3500 共に+drink
“気狂いソナタ”
タバタミツル (G), 福岡林嗣 (Vl)+鈴木創士 (Kbd)
“電子星雲の粋”
森田潤 (Modular Synth)+鈴木創士 (Kbd)
“Rock ‘n’ Roll !Niggers ! ”
魔術の庭 [福岡林嗣 (Vo, G), Louis 稲毛 (B),モロハシシゲキ (Ds)]
+ヒグチケイコ (Vo, Electronics), 鈴木創士 (Kbd)

鈴木創士  So-si Suzuki
EP-4のキーボーディストにして仏文学者。70年代より諸芸術ジャンルを横断して活動する。今回ライブは、そのミュージシャン側面の全面的開示であり、昨年より始まった魔術の庭、福岡林嗣との音楽的=文学的コラボレーションの第一弾である。EP-4 “Multilevel Holarchy” 、Children Coup D’Etat “Fear Of Liberty”にキーボードとして参加、現在もEP-4 unitPとしてライブ活動を行う。創作小説として“A・アルトーの帰還”、“離人小説集”、“うつせみ”、前記A・アルトー、J・ジュネ、A・ランボー他、仏文学の翻訳等著書多数。直近では2022年1月”連合赤軍 – 革命のおわり革命のはじまり”を編纂刊行した。

タバタミツル Mitsuru Tabata
京都出身。 82年より音楽活動開始。 これまでのいづんずり / Boredoms/ Leningrad Blues Machine / YBO2 / Acid Mothers Temple /ガセネタ/ザ・スターリン関係など、常に日本のアンダーグラウンドの重要バンドで活躍しつつ、海外ツアー、多数のセッションも精力的にこなし、自宅録音によるソロ・アルバムも国内外のレーベルよりリリースしている奇才。現在はZZZoo、20Guilders、RQRQなどのグループで活動。

森田潤 Jun Morita 
DJとしてワールド・ミュージック、ジャズ、エレクトリック・サウンドに幅広くコミット。同時にモジュラー・シンセの自動演奏に即興を組み合わせたパフォーマンスでライブ活動中。EP-4佐藤薫のφononよりソロ作品、モジュラー・シンセ・コンピ、女性vo作『Madam Anonimo』を発表。21年は芥正彦プロデュースによる24時間演奏が話題に。また、レア・ヴァイナル復刻のエンジニアとしてアフリカ音楽などに携わる。宇川直宏とのGRAVESTYLE、山崎春美のTACOにも参加中。バンド編成のOmega f2;kは欧州で発売。

ヒグチケイコ Keiko Higuchi
身体、声、呼吸のつながりを探求し、即興からジャズまで幅広くこなすボーカリスト。アメリカ・ボストンにて活動開始、'98年に帰国以来、多くのライブやダンス・演劇、作品集に参加。過去には写真や執筆を発表。現在も国内外のミュージシャンとのコラボレーションやソロでのなど、活動は多岐に渡る。2022年初頭米国Black Editionより最新ソロアルバム発売。

魔術の庭 majutsu no niwa
ロックの最後衛にして保守反動。2008年以来6作のアルバム発表。コンピ盤等への参加多数。各メンバーとも領域横断的に様々な活動をバンド外でも行っている。福岡林嗣 Rinji Fukuoka (Vo, G, etc)、ルイス稲毛 Louis Inage (B)、モロハシシゲキ Shigeki Morohashi (Ds)



Voyage au bout de la nuit pandémique 27 mai 2022 au UFO CLUB from Pataphysique Records on Vimeo.


ルイ・フェルディナン・セリーヌことデトゥーシュ医師生誕から128年目…バイ菌蔓延惑星では…

「あたりまえの話しだが、不良は不良行為に習熟しているものである」
「不良が不良品を売ってはならないことは鉄則である」

 鈴木創士“文学の泥棒について”「分身入門」より

 2022年5月27日…ここに今日、とんでもない不良品を売っちまったヤブ医者が生まれてから128年目の日を迎える…全くこの阿呆なCOVID-19馬鹿騒ぎにピッタリじゃないか?…この自称「魂の医者」は…「衛生的」で「バイ菌嫌い」で…こいつが売っちまった「不良品」って?ズバリ答えてやるさ、「生物学的人種主義」にして「反ユダヤ主義」のことだよ…どうだい?ホントピッタリだろ?今のこの世相に…ブラックライブズマター?ああ、そんなもん当然だろう?…まだまだ可愛いけどな…もっともっと燃え盛らなきゃな…なにもない背景となり焔と化すまでな…この世界中、病んだ惑星のファシスト連合体すべてが燃え尽きるまでな…

 だがな、このとっくにおっ死んだ爺さんは、1932年に始まった「夜の果てへの旅」以来90年に渡って世界中の異端文学、アンダーグラウンドミュージックの徒輩を呪縛し続けてきたのも歴然たる事実なのさ…生田耕作…ロジェ・ニミエ…フィリップ・ソレルス…ビートニク達…間章…阿部薫…鈴木創士…そして不承俺、福岡林嗣…エトセトラ…エトセトラとな…

 さあ、セリーヌさんよ…キッチリと「差別」をつけてやるぜ!俺と鈴木創士とでな…結局アンタは「不良」になり損なった、ただの計算高いヤブ医者さ…不良の土性骨を今こそ見せつけてやるぜ!…たとえアンタみたいな輩供にいつまでも「バイ菌」扱いされようともな…

 まさに現出してしまっている“ルイ・フェルディナン・セリーヌのロックンロール黄金時代”…魔術の庭は、近いうちに同名タイトルの音盤を、セリーヌアンソロジーを含む日英仏三ヶ国語豪華ブックレットを付して世に問うことを宣言する。そしてここにそのアンソロジー編纂者にして我が「同志」…分身の術を世に伝える驚くべき人間多面体…EP-4のキーボーディストを始めとした音楽家にして、フランス文学者の鈴木創士氏を迎え、その音楽面すべてをご披露するライブを執り行なう。

 お披露目するのは…

“気狂いソナタ”発狂したバロック音楽の今日的解釈と…
“電子星雲の粋”モデュラーシンセの迷宮からの宇宙旅行…
 そして…
 最後はやっぱりこれ“ロッケンロー”さ!
 どうぞ、鈴木創士の音楽世界、それと交感し合う各共演者の「焔と化す」音響そのものを最後までとくと御覧下さい。

 しかし
 火が薪と もう 一つに溶け合うしかなくなり
 火が薪に 火それ自体の性質を 伝えるまでは
 薪も火も いかなる熱
 大きかろうと 小さかろうと
 …のなかにも
 いかなる 類似のなかにも
 平穏も 満足も 休息も 見出すことはない…

 ギー・ドゥボール 映画「スペクタクルの社会」より 木下誠訳

 魔術の庭 福岡林嗣


※COVID-19の感染状況により開場 / 開演時間が変更になる場合があります。

お問い合わせ
UFO CLUB
166-0003 東京都杉並区高円寺南1-11-6 ハーモニーヒルズB-1F
03-5306-0240
https://ufoclub.jp/

2021年12月12日日曜日

Live: Rinji FUKUOKA, Louis INAGE, Makoto KAWASHIMA@Koenji Fourth Floor Ⅱ








































●Rinji FUKUOKA, Louis INAGE, Makoto KAWASHIMA@Koenji Fourth Floor Ⅱ
2022年1月8日(土)@高円寺Fourth Floor Ⅱ
19時開場 19時30分開演
予約¥2500 / 当日¥2800+1drink
福岡林嗣 (Vo, G, Vl from魔術の庭), ルイス稲毛 (B from魔術の庭), 川島誠 (A-Sax)

福岡林嗣による、フランス文学者(A.アルトー、J・ジュネ、A・ランボー他翻訳多数)にしてEP-4のキーボーディスト、鈴木創士作詩「帝国は滅ぶ」(2016年12月アナキスト雑誌「HAPAX6」掲載)鈴木氏本人による改訂版の朗読あり。

Fourth Floor Ⅱ
東京都杉並区高円寺南4-6-7 シェ・ヌープラザ 第5日東ビルBⅠ
予約 / 問合せ fourthflooronline@gmail.com
喫煙OK

すべてのホモ・サケル (剥き出しの生を生きる者)達に告ぐ

俺たちはけっして働かないだろう...

俺、福岡林嗣は川島誠であってルイス稲毛であってVincent Guilbertでもあり、そして鈴木創士でもある。
アルトーがドゴンの強度のみの卵の中を遷移するように...
ミメーシスの乱反射が主体を粉々に打ち砕いて行くように...
このミメーシスが「物真似」に堕落するようであれば、それはバロウズ言うところの「ラタ」と転じ、ひたすらに惑星的ファシズム体制を強化するのみの強迫的反復行為とも転じ、悪夢の永劫回帰が延々と繰り返されるであろう。
器官なき充実身体と化し、そこを光速で遷移し、すべてを二項に分つ「否定性」を消し去れ!
そして真っ白な... 電離の果ての「焔」そのものと化してすべてを肯定せよ!
ホモ・サケル達の反乱の時は、そのようにして「一瞬」の間に到来するであろう。
このようにして...

南方航空機会社 (シュッド - アヴィアシオン) のナント工場は、10日前からナントの学生と労働者によって占拠され、運動は今日、多くの工場に広がっている。
( NMPP - パリ工場、ルノー - クレオン工場ほか )この現状に鑑み、ソルボンヌ占拠委員会は、フランスのすべての工場の即時の占拠と、そこでの労働者評議会の結成を呼びかける。
同志諸君、このアピールを可能なかぎり早く配布し、複製せよ!

“ソルボンヌ、5月16日、15時”

2月25日以降、無数の奇妙な学説 (システム) が革新的思想の精神から猛烈な勢いで走り出てきて、群衆の荒れ狂った精神の中に捲き放たれた . . .
まるで、革命の衝撃によって、社会そのものが粉々に砕け散り、その場所にこれから打ち立てようとしていた建物に与えるべき新しい形式を皆で競っているかのようだった。
誰もが自分の計画を提案していた。
ある者は新聞で、ある者は張り紙でそれを提案し、そうした張り紙はすぐに壁という壁を覆い尽くした。
野外で、言葉を使って提案する者もいた。
財産の不平等をなくすことを主張する者もいれば、知識の不平等をなくすことを主張する者もいた。
さらには、不平等の中でもいちばん古いもの、すなわち、男女の不平等を均そうと試みる者もいた。
貧困に対する特効薬や、人類が存在して以来、ずっと人類を苦しめてきた労働という病に対する薬を教える者までいた。

トクヴィル
“回想録”

G・ドゥボール作映画 “スペクタクルの社会”より引用の引用

俺たちはけっして働かないだろう...

さあ...もう能書きもパンデミックもうんざりだろ?
そうさ…もう…これ以上我慢できるはずもないよな?…
だったら?… こいつももう一つの感染、パンデミックさ...
現代の「ペスト」COVID-19大噴火の火山の下...

さあ、音楽だ!

2021年12月12日 Memories of Fire “R”